Item Number 10
商品説明 ■熟練した職人の手造りとなっているため、一本一本異なります。
予めご了承ください。
■サイズ 約12特製ウッドボックス付※革ケースはついておりません。
■3年保証付き商品に保証書がついておりますので、大切に保管して下さい。
ラギオール村では、畜産や農業、チーズ作りが主産業だったこの地は、数百年前に牧童用ナイフとして刃物作りがはじまりました。
1829年、スペインに出稼ぎに行っていた牧童たちが、使いやすい1本のナイフを持ちかえり街の鍛冶屋に同じようなものが作れないかと頼みました。
鍛冶屋のカルメル氏は、村に伝わる技法をアレンジしてさらに使い勝手の良い折りたたみのナイフを研究し、生まれたのがラギオールナイフの原型です。
以降、村人の希望で何度も改良が行なわれ、1840年頃には現在のカトラリーシリーズに受け継がれる「羊飼いのクロス」がデザインされました。
敬虔なカトリック教徒である彼らはハンドルに留めネジで描いたクロスをロザリオ代わりに、長い夏の放牧で教会から離れていても、このナイフを立てて毎日の祈りを欠かさず過ごしたそうです。
その後、1880年頃に、パリのカフェでウェイターとして働いていた青年からの希望で、ナイフにコルク栓抜きのスクリューをつけたモデルが誕生しました。
その美しいフォルムの2つ折りのナイフは、瞬く間にパリの紳士淑女の間で流行し「ラギオールナイフ」の名前知られるようになりました。
テーブルナイフから儀礼用、結婚式の贈り物など昔からラギオールの地で作るナイフは特別なものとして扱われました。
20世紀に入ると戦争などで金物や工業の需要が一変し、職人たちは散り散りになり、別の土地でナイフを作り続けました。
刃物産地として発展したティエール村の「シャトーラギオール」など、現在、ラギオールは商品名となりフランス各地で作られています。
1992年、再び発祥の地ラギオールで、高品質でオリジナリティ溢れるハンドメイドソムリエナイフを作ろうと、職人たちが集結し「ラギオール アン オブラック」が誕生しました。
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Shop Name | ショップ | セラー専門店 ファンヴィーノ |
Price | 商品価格 | 25,300円(税込み) |